東日本大震災復興支援
〜人形劇セロ弾きのゴーシュより
            語りと土田英順(チェロ)の調べ
 
 セロ弾きのゴーシュは、東北・岩手県ゆかりの宮沢賢治の作品です。
農学校の教師であったり、自然災害に対して深い想いをよせていた彼の作品を上演し、また
さらに北に住む私たちとって、2011年3月11日は決して他人事ではありませんし忘れては
ならないと思っています。
 
 これまで全国の人形劇人と被災地の子どもたちへ遊べるパペットを贈ってきましたが、今回
初演からチェロで舞台を支えてくださっている土田英順さんが、すでに80回をこえる支援コン
サートに取り組んでいることを知り、企画しました。
 
 1年近く時は経過しましたが、今なお困難を強いられている人たちがたくさんいらっしゃいます。
暖かい部屋で安穏としている私たちではありますが、少しでも心を寄せることができたらと思っ
ています。
 
 人形たちと土田英順さんの、本公演とはひと味違ったコラボレーションでお楽しみください。

 
【 日時 】   2012年1月17日(火)19時開演 (18時30分開場)
 
【 会場 】   札幌市こども人形劇場こぐま座 (中央区中島公園1−1)
   
【 料金 】  入場無料 (募金箱を設置しますのでご協力ください)
 
【 出演 】  土田 英順 (チェロ演奏)

 滝沢 修
 鴻池 優子
 斉藤 悦子
 毛利 聡
 中山 梨沙
 ※ 詳細は、
     札幌人形劇協議会(011-753-2858・zxb05236@nifty.com)にお問い合わせください。

 会場に募金箱を設置いたします。どうぞご協力くださいますよう、お願いいたします。
みなさまから寄せられましたお心は
東日本大震災市民支援ネットワーク札幌むすびば」を通して、被災された方々の支援に
お役立ていただきます。
 
   
ご来場ありがとうございました。
 
48名さまのご来場、33,184円をお預かりし
2012年1月18日、
東日本大震災市民支援ネットワーク札幌むすびば
に、お振込済です。

  
 
       〜土田英順さんのブログ・2011.12.19より〜

 ”チャリティ・コンサートを、やりたいんだ。人肌ぬいでくれな
いか…” 
 ”ギャラは、ビタ一文いらん。 交通費も、ホテル代も自分で払う。”
 ”その代わり、会場をタダで使わせてくれ。 もう一つ…集客のための宣伝を頼む。”

 大震災が起きた翌日、
 僕は各地の知人に、電話やメールでこのようなお願いをしました。

 被災された方々を思う気持ちは、みんな同じ…

 多数の方の理解と協力を得て、チャリティ・コンサートは、80回になりました。

 とてつもないハード・スケジュールもありました。
 3日間で、4市町5公演。(訓子府町、置戸町、北見市、帯広市)

 こんなひどいスケジュールを、提案する方もする方なら、引き受ける方も、引き受ける方… 

 若くて生きのいい演奏家でも蹴飛ばしてしまいます。
 オーケストラの事務局が楽員に提案したら、
 たちどころに組合が、ぶっつぶすでしょう。

 被災された方々には、お金を送るだけでなく、精神的な激励が必要と考えます。

 北海道の74才になるチェロ弾きが、このハードなスケジュールを、黙々と、こなしている…

 被災者がこれを知ったら、「オレたちも頑張ろう・・・私たちも頑張らなきゃ…」

 きっと、こんな気持ちになってくれるはず…チャリティ活動は、まだまだやめられん!