小さいお城



 「小さいお城」は「森は生きている」などで有名なロシアの作家サムイル・マルシャークの
お話で、たくさんの国々で人形劇としてだけでなく、児童劇やミュージカルなど幅広く上演
されている作品です。
 
かえる―これは、なんのお城だろう?低くもないが、高くもない!
      だあれ?お城にいるのはだあれ?中にいるのは風ばかり。
      わたし、かえるのクワクーシカ。ここに住みましょう
ねずみ―なんだろう、なんのお城だろう?低くもないが、高くもない!
      だあれ?お城にいるのはだあれ?
かえる―わたし、かえるのクワクーシカ。あんたはだあれ?
ねずみ―わたし、ねずみのノールシカ。入れてください。
      ふたりで一緒に住みましょう。
 
 と、いうようにして、森の中の小さなお城に、かえる・ねずみ・にわとり・はりねずみが
一緒に暮らしています。そこへ、おおかみ・きつね・くまが次々とやってきて、この小さな
お城に住んでいる動物たちを食べようとします。もう少しで食べられてしまいそうになり
ますが、四匹の動物たちは力を合わせて戦います。
リズミカルで楽しいお話です。                         (演出:宮本和志)


 

【 キャスト 】
かえる   :  北上 美起子 (人形劇団夢運)
ねずみ  :  川口 幸子 (人形劇団グ・こぶた)
にわとり  :  松岡 美子 (人形劇団グ・こぶた)
はりねずみ  :  如月 志帆 (人形劇団とらえもん)
おおかみ  :  株本 秀司
きつね  :  加子 美香子
くま  :  土門 千恵子 (人形劇団ちえっぺ)
黒子  :  木村 則夫 (人形劇団ピトシャン・ピトショ)


 
【 スタッフ 】
脚     本  :   サムイル・マルシャーク
(訳)  大井 数雄
演     出  :  宮本 和志 (劇仲間銀の船)
美     術  :  高田 洋子 (人形劇団ちちんぷい)
音     楽  :  さとう あきこ
 


舞台写真(2014.2.11〜16)稽古写真も含みます